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どうも、iatQ博多店です
今回は、iPhone関連のイタリアの公正取引委員会のニュースを見て思った事です。
まだ途中経過の出来事なのでAppleが負けてるとか悪いとは言えない内容ですので
個人の感想です。

iPhoneの耐水性表記が誤解を招くと伊公取委がアップルに罰金12.5億円通達

Apple(アップル)はiPhoneを「耐水」として販売しているが、その限界については公表せず、保証も液体による損傷は対象外としていることから、イタリアでは煮え湯を飲まされている。

イタリアの公正取引委員会(AGCM)は、2017年10月からのiPhoneの多くの機種(iPhone 8からiPhone 11まで)の販売と保証方法に関する商慣行に、1000万ユーロ(約12億5000万円)の罰金を科する意図があると発表した。これはアップルの耐水性に関する宣伝と、それにも関わらず水による損傷の修理代金の補償を拒否しているという消費者の苦情を調査した結果だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5e8e4a135511b5fe7feeb187ab7f0350628f400?page=1

自分が見たのはYahooニュースの記事です。
この見出しのやつですね

もちろん日本でも水没したiPhoneは保証対象外

日本でも水没は保証対象外で、Appleに修理してもらおうとすると、水没は保証外。
本体を再購入みたいな感じですんげー高い料金を要求するのがAppleです。

確かに日本でも勘違いして、iPhoneを水洗いしたり
お風呂で使っても大丈夫って思ってる人が多いですね。

修理屋含めiPhone扱う業界では、iPhoneの耐水は気持ち程度で信用しちゃダメなもの扱いです。
ただの耐水で防水ではないってやつですね。

しかもAppleはテスト方法も耐水限界も非公表だったはずです。

実際に水没する場面とテスト環境が不一致の可能性

実際に使っていて水没する可能性がある場面では
役に立たないテストじゃないのかと言われています。

もしテスト環境が、流れのない静止状態の純粋な水に沈めて
水深と時間だけ見るみたいなテストなら
現実じゃほぼ起きない場面ですよね。

それに新品のiPhoneでテストとか無意味ですからね。
使っている内に耐水テープは経年で劣化する物です。

実際に使っていて水没する場面は

まず、ただの水じゃなくて、お湯だったり、海水だったり、洗剤とか油とか色々混ざってたり。
さらに静止状態の水じゃなくて、基本的に流水でシャワーだったり
水に落とした衝撃も含めてiPhoneに水圧だけじゃない負荷が掛かるのが当たり前。

生活環境レベルの負荷テストをすると、おそらく完全防水じゃないと意味がないんですよね。
なのでやっぱりiPhone耐水はおまけ程度なんですよね。

因みに水に落としたり濡らしたりしたことが無くても
ポケット内で体温や汗で蒸れて内部の防水シールの色が変わって
気が付かないままに保証対象外もありますからね。
怖い事です。

イタリアの公正取引委員会は何が言いたい?

「ただの耐水なのに防水であるように
誤解する助長させる広告をやめろ。」

「耐水を、広告でアピールしてる癖に
水没修理を拒否すんな。」

って言う、消費者にもっと配慮すべきだよね。
みたいな具合ですね

2020/12/04時点では未確認ですが
Appleも控訴したりするんですかね?

バッテリーゲート問題でヨーロッパを中心にAppleは
罰則金みたいなの払ってる経験があるので
今回も似たような感じになるんでしょうか?

修理する権利の論争等も含め、修理屋としても気になるので
注視していきたいと思っています。